How to 飼育

ベランダの耐荷重を知らないと大変なことになるかも!

都心の住宅事情を考えると、めだか飼育をおこなう場所はベランダ(バルコニー)になることが多いと思います。

 

でもちょっと待ってください!

ベランダには耐荷重があります。

めだかの飼育には大量の水を貯める必要があり、思っているよりも置ける容器は少ないです。

それを知らずにどんどん容器を増やしてしまうと、最悪ベランダの崩落につながる恐れがあります。

 

結論としては、ベランダには耐荷重を超える容器は置けません。

1階であれば工事を行うことで耐荷重を増やすことはできます。

 

今回の記事は、

  • ベランダにはどれぐらい容器をおけるの?
  • ベランダに負担をかけない方法は?

など、調べても出てない経験を踏まえて、ベランダ飼育について書いていきます。

 

 ベランダ飼育場

インスタやアメブロなどを見てると、めだかの飼育者って広々ーとした敷地にでかーい容器をたくさん並べて飼育されてますよね。

minka2507によるPixabayからの画像

↑私の感じる皆さんの飼育場の印象

 

めだかの品種が爆発的に増えている昨今どうしても容器数は増える方向性ですし、品種によっては表現の違いで容器が倍々ゲームで増えていきます。

 

しかし、誰もがそんなに広い敷地でめだか飼育ができるわけではないですよね。

マンションなどの集合住宅ではベランダしか置ける場所がないですし、首都圏に住んでいるとベランダの広さにも限りがあると思います。

 

我が家も集合住宅のベランダを飼育場にしているので、上の写真のよう大草原での飼育・・・
といった形では飼育ができません。

じゃあどうするか。

 

 くまめだかの超過密ベランダ飼育場

横に広げられないなら縦に積めばいいじゃない。

くまめだかのベランダ飼育場

※この後に出てくる耐荷重の内容を無視した飼育場です。真似されないように!!

縦に3段+一番上に透明容器の4段仕様です。

容器を重ねてめだか飼育を行っている飼育場を「めだかマンション」と比喩することがありますが、4段まで行くとタワーマンションです。

 

一番下は全く日が入らないので、

2020.09.07ベランダ飼育場の夜の姿

 

照明付きです。

なんて怪しいベランダなんだ。

通報待ったなし!!

 

使用している容器は上から、

  1. 5リットル透明容器(ダイソーメガコンテナ)
  2. NVBOX13
  3. NVBOX13
  4. IKEA トロファスト(20リットル)

です。

この少ない水量でなんとかやりくりをしていますが、やはり過密になってしまいます。
過密が原因かはわかりませんが、かなり頻繁に病気が蔓延しています。

めだかは1匹に対して1リットルの飼育水が目安とは言いますが、やはりその考えは正しいと身をもって知りました。

 

 ベランダの耐荷重

私の飼育場は耐荷重を無視した作りになっています。

新築物件に加えて1階の部屋なので、多少無理してもいいかな・・
という勝手な判断で行っていますが、絶対にお勧めしません。

 

この先起こるかもしれない事として、

  • ベランダの傾き
  • 部屋自体の傾き
  • ベランダの崩落
  • 建築物への深刻なゆがみ

などなど・・・

 

取り返しのつかない事態に発展する可能性がありますので、私は毎日ひやひやしながらめだ活をおこなっております。

 

 建築基準法施行令第85条

 

 

条文は難しいので要約しますが、

  • ベランダ(バルコニー)の耐荷重は180kg/㎡
  • 全体の平均荷重が60kg/㎡

といった内容になります。

 

例えば、私の家のベランダは奥行きが1.2メートル、幅が約10メートルという、かなり変則的に大きいベランダです。

ここにどれぐらい容器が置けるかというと、

1.2(m)×10(m)=12(㎡)

12(㎡)×60(kg)=720(kg)

になります。kgと水量(L)はほぼ同じなので、720リットルまで容器を置ける計算になります。

720Lだと、一番よく使われるであろうNVBOX22(22L)で32台です。

 

なーんだ!結構置けるじゃん!!

 

と思うじゃないですか。

 

皆さんのベランダ・・・12㎡もありますか・・・??

そもそも生活していくうえでベランダ全部に容器なんか置いたら洗濯物も干せません。

固めて配置するとして、1/4ほどの広さしか使えないとすると、一気に216kgまで耐えれる重さが減ってきます。
3m×1.2mなら、一般的なベランダと同じぐらいの寸法になってくると思います。

NVBOX22で9.8台。

10台を切ってしまうのです。

そしてめだか1品種につき針子、稚魚、若魚、成魚といった形で4台ほどケースが必要になってきますので、2品種しか育てられません。

 

そうなのです。

若干ベランダが大きくなったとしても、一般ベランダ飼育で飼育可能な品種数は、2~4品種が限度なのです。

 

更に気を付けなければいけないのが、60kg/㎡というのが梁や基礎上の頑丈な部分と、何も入ってない床板だけの部分の平均値ということです。

つまり、ベランダの中心部分や建物の外側には容器は置けず、部屋側の壁に隣接するように置く以外の選択肢がありません。

 

 なんとかして容器をたくさん置く方法は?

それでも、ベランダ以外にめだかを置くスペースなんてありません。

さぁ、どうしましょう。

 

 まずは構造計算書を手に入れましょう

通常、構造計算書は図面と共に建築確認申請書類として、マンション(分譲)の工事完了後、管理組合(又は事業主・販売会社)が保管しています。

まずはそれを手に入れることから始めましょう。

私の家もそうだったのですが、建築基準法を下回ることはなくとも安全を見て上回るよう構造設計を行っている場合があります。
というよりも、設計会社によりますが、基本的には安全を見ています。

それを確認して、皆さんがお住いの家はどこまで耐荷重を見ているかを確認しましょう。

私は管理会社に連絡を入れて取り寄せていただきました。

理由を聞かれた場合は、後々のことを考えて正直に「めだか飼育のため耐荷重を知りたい」と伝えたほうがいいでしょう。

 

 束を入れて耐荷重UP(床下に入れる場合)

束とは、土台と大引や根太をつなぐ建材です。

https://www.joto.com/product/1-4 から引用

 

写真のような建築部材で、ホームセンターなどでも手に入ります。

こちらも、追加する前に管理会社に連絡を入れてください。

また、個人での取り付けは危険ですので、管理会社を通して工務店に依頼をかけてください。

この方法が取れたら、耐荷重はもう気にしなくて大丈夫です。

 

 容器を置く前に板を敷いて荷重を散らしましょう

容器をそのまま床に置いてしまうと、容器の底面積に荷重が集中してしまい、床に負担がかかってしまいます。

そうならないために、一枚板を敷いて荷重を散らしましょう。

私も床に防水のベニヤを敷いてから単管とコンクリートブロックで棚を組んでいます。

 

ただ、床全体にかかる総荷重は変わらないので、こちらはリスクを減らすための方法になります。

 

 【最終手段】おとなしく土地を借りる

それができたら苦労してないわ!

と私も思います笑

 

ただ、一人で借りるなら無理な金額でも、近くのめだか友達と一緒に借りたら意外と手が届く金額になることも・・・??

探してみると、地主さんが歳で管理費+αぐらいで貸し出してる畑などがあったりします。

ダメもとで探してみるともしかしたら見つかるかもしれません。

 

 意外と縛りの多いベランダ飼育

実は耐荷重以外にも、匂いや音といった近所トラブルに発展する可能性も秘めているベランダ飼育。

飼育自体は簡単だからといって周りの環境も考えないと、どこかに迷惑が掛かってしまいます。

しかし、しっかりと押さえる部分を押さえて飼育をすることで、気兼ねなくめだか飼育に精を出すことができると思います。

 

皆様が楽しくめだか飼育できますように!

 

お読みいただきありがとうございました。

ランキング参加中☆ぜひクリックして応援してください!

-How to 飼育

© 2021 no medaka no life .